ドローンの国家ライセンス取得までの流れについて!

ドローンの国家資格制度が始まって丁度1年が経ちます。もう資格を取得されている方もいれば、これから取得をお考えの方もいることと思います。今回はドローンの資格取得までの流れをなるべく分かりやすく解説していきたいと思います。

国土交通省の方でドローンの国家資格化についての分かりやすい動画があるのでご確認ください。

 

「無人航空機操縦者技能証明制度について」

 

そして、ドローンの国家資格の取得方法には2種類あります。

①登録講習機関で講習を受けてからの試験
②最初から指定試験機関での試験

②のパターンは自動車免許を例に説明すると、「自動車教習所に通わずに免許センターで本試験を受ける」のと同じであり現実的ではありません。基本的には①のパターンでの取得になります。

 

⑴国家資格対応のドローンスクールの選定
全国のドローンスクール全てが国家資格対応ではないため、前述した「登録講習機関」のスクールを探すようにしてください。

 

⑵DIPS2.0での技能証明申請者番号の取得
DIPS2.0につきましては以前解説したページがあるためそちらをご参照ください。

 

「ドローン情報基盤システム2.0 (DIPS2.0)」とは?

 

この時、企業アカウントでは技能証明申請者番号は発行できないので、個人アカウントを作成してから発行の手続きを行うようにしてください。ログイン後「技能証明の取得申請」のページから手続きを行なっていきます。途中に登録講習機関の事務所コードを入力する場面がありますので、受講を行うドローンスクールの事務所コードを入力してください。

 

⑶無人航空機操縦士試験申込システムに登録する
無人航空機操縦士試験申込システム(Class NK)からDIPS2.0の登録メールアドレスでログインします。

 

「無人航空機操縦士試験申込システム」

 

※DIPS2.0で登録したメールアドレスを入力してください。
そのまま情報入力を進めていき、確認画面で間違いがなければ完了を行います。その後、ログインして自分が受講するコースを選択し申込を行います。

 

⑷登録講習機関で講習受講
申込完了後自分が選択した登録講習機関に行き講習を行なっていきます。講習の実地試験修了審査に合格すれば、本試験の実地試験が免除されます。

 

⑸指定試験機関で学科・実地試験、身体検査の受講
登録講習機関での受講終了後に国家試験を受けます。前述した通り実地修了審査に合格していれば実地試験は免除されます。そのため学科試験、身体検査のみになります。1等試験は70問、2等試験は50問学科試験の問題数があります。学科試験に合格し、身体検査に必要事項を入力し申請すれば試験合格証明書が発行されます。

 

⑹技能証明書の発行
DIPS2.0にログインし「技能証明書の新規交付」を選択し申請します。技能証明の発行には手数料が必要です。申請後に支払い手続きを行い申請内容の審査が完了後、DIPS2.0に登録した書類発送先へ技能証明書が郵送されます。※おおよそ1ヶ月程

 

以上がドローン国家ライセンス取得までの流れになります。途中の申請が難しいところもあるので、その際はお電話、お問い合わせフォームから御連絡ください。

お問い合わせ

TEL:080-7611-7272