「ドローン情報基盤システム2.0 (DIPS2.0)」とは?

DIPS2.0は、無人航空機の各種手続きをオンラインで実現可能とするシステムです。

2022年12月に発足した技能証明や機体認証等の新制度開始に向けた新しいシステムと、個別システムだった機体登録や飛行許可申請等を1つに統合し「ドローン情報基盤システム2.0」としてリリースされました。

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DIPS2.0で申請可能な手続きは以下の通りです。

  1. 無人航空機の登録申請
  2. 飛行許可・承認申請
  3. 飛行計画の通報・確認
  4. 事故等の報告
  5. 機体認証、技能証明の取得申請

①アカウントについて

DIPS2.0の特徴は、1つのアカウントですべての手続きが出来る点です。これまで別々のシステムそれぞれにアカウントが必要だった為、IDやパスワードなどアカウント情報管理が面倒でした。DIPS2.0では、最初に開設したアカウントでDIPS2.0のポータルサイトにログインし、各種手続のページを選んでいく仕組みになります。

②機体登録について

DIPS2.0の各種手続を行う上で必ず必要となるのが「機体登録(無人航空機の登録申請)」です。飛行許可申請や飛行計画の登録等、同じDIPS2.0内の他の仕組みはすべて、登録した機体と紐づいています。

③飛行許可・承認申請について

許可・申請の流れは、旧システム同様に機体や操縦者や飛行方法に関する問いに答えていきながら「申請書」を完成させて送信する手順です。DIPS2.0で大きく変わった点はリスクカテゴリーの判定ステップが加わった点です。

④飛行計画の通報について

飛行計画の通報とは、旧システムで「FISS」と呼ばれていた飛行の計画を登録する事前手続きです。航空法改正により、特定飛行時飛行通報をしなかった場合、最大30万円の罰金となる罰則が設けられました。そのため、飛行計画の通報は必須事項となりました。

ドローンを扱う上で必ずお世話になるシステムになります。疑問点などがありましたらお問合せフォーム、お電話にてご対応しております。お気軽にお問い合わせください。

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